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| 小川原湖に注ぐ七戸川 源流から流程35kmの、この川は上北町の上天橋付近で高瀬川と坪川に二分される 更に坪川は中流部で小坪川と大坪川に二分され この大坪川が天間ダムを経、大小20もの支流を抱えて上北鉱山上流部、高森山そして折紙山へと駆け上がって行く 小坪川も大坪川もかつては、岩魚の豊富な渓流で、古くから川沿いに営林署の森林鉄道が引かれていた 上北鉱山の開拓に伴ない大坪川の広大な本流筋から岩魚の生息圏を奪ったのは、突然な出来事であり それは鉱山から排出される廃液によるものでした 大坪川はその後、60年以上もの長い月日を、褐色の死川として汚水を抜本的な対策も無く、放置されてきました 現在この上流部で、鉱山の撤退に伴い、公害問題も高まる中、鉱山関係者による、水質改善の為の、中和剤投与の残留作業が 地道に続けられております |








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本流の生活圏を奪われた岩魚は、その後もたくさんの支流群に支えられ 細々とその子孫を残してきました、沢山ある渓流は名の無い川もあります 今現在でも、岩魚の生息する、大坪川の支流を紹介します 便宜上その支流に仮の番号を付けて、地元の釣り人が勝手に付けた渓名を紹介します |

| A-1(二戸ノ瀬川) | 流程の長い川で河口は現在天間ダムに注がれている 河口からかなり上流部まで車道が付いていて、下流部は落差の無いなだらかな渓相です、 入渓しやすい反面釣り人も多く、釣果を期待するなら最上流部、小脇抱える支流は特に穴場的存在 |
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| A-2(マゴエモン) | みちのく道路から大坪川本流を挟んで向かい側の川である 入渓しにくいが、小渓流の下流は1本川 小さな落差の初心者向けコース、以前はこの川沿いに細い山道があり この道をどこまでもたどると山越えして小坪川に出られる最短コースであった、 ずいぶん昔だが山を下りきると白い大きな営林署の建物が目に飛び込み印象的だった 現在はこの道は消え、大坪川を1km程下ったところに、この源流部へ続く林道が付けられている したがって、この川を最上流部へ釣り上がって、帰途に出来る |
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| A-3(馬子三郎) | 一時期、ダム工事(天間ダム)が始まった頃、乱獲され、岩魚不在の時期が数年つづいた この川は上流に魚止めの滝があり、昔からその滝上には、岩魚が生息していなかった 昭和52年早春(魚止めの滝上に)10放流 放流者(私の父) 早春放流した岩魚がどの位大きくなったか、 その年の秋に、ためし釣りをした結果、驚くべき状況であった 以外にも放流した魚の数より間違いなく、数が多い、しかも「でかい」 放流した時、ためし釣りをして全く岩魚の存在しないのを確認しての結果だったので 本人が、一番驚いたそうだ こんなに早く繁殖するのだろうか?、繁殖の時期は状況により臨機応変なのか 岩魚に聞いてみたい 現在この川には、みちのく道路真下から入渓、できるが、細い川で初心者向けコース、川に添って、林道が 付けられた為、土砂が堆積して、昔の面影は無い、 かつての放流地点も、林道で横断され、水量も半減し、岩魚好みのゴロ場が消えた |
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| A-4 | 川の名前は解らないが、河口から入渓しにくい為、避難所に架かる橋の上流部から 山越えで、入った方が良い、細長い川でこれも初心者向け、ここも乱獲の被害があり、 その後の状況は、不確かである、流程も長く上流部が二股に別れ渓相も良い、 |
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| A-5(避難所の沢) | 川の左に林道がどこまでも続き入渓者多い、形を見るにはかなり源流部に入らなければ ムリの様子、 |
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| A-6(二股) | 県道から向かい側のため本流の水量次第で、初心者でも入渓出来る、河口から直ぐに 二つに別れ、通称二股川と名づけられている、大坪川の桧木平橋より少し上流部に、大坪川を渡る林道があり、この林道が 二股の右の川に接近しているので、土砂の流出の影響が心配である |
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| A-7(横滝沢) | 県道から堰堤まで50m位か?堰堤を過ぎても暫くは、魚影が薄い、15分ほどいっきにさかのぼると 左に落差の連続する細流に出会う、かつてこの渓流が滝の様な趣があったと聞くが、子供でも 楽に川沿いを登って行ける、この落差を上りきると、小さな小滝の初心者向けコースである ただここを攻める釣り人は少なく、穴場的存在である 本流に戻るとこの先高森山へと長い長い流程が続く、この上流部へにも林道が付けられ 土砂の堆積が随所に見られ、今は形を見る程度でしょうか 中学生時代、勉強棚上げで、毎週通い続けた川である、 つれる場所、とつれない場所がいつも同じで、それが渓相(ゴロ場)の良し悪しにかかわるものと、教えられた川でもある 高森山にまっしぐらに伸びる流程は、4km以上で、確信部へ踏み込むためには、かなりの体力を要する この川にも何度か放流を試みている 昭和56年5尾放流、(下部 支流 左 A ) 昭和56年5尾放流(下部 支流 右 B) 昭和58年17尾放流、(上部 支流 C) 昭和58年17尾放流(源流部 D) 結果の良かったのは源流部 D 地点だけ やはりゴロ場の悪いところは、岩魚も繁殖しないようだ |
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| A-8(タダラノ沢) | 昭和30年前後ブナ林が伐採され、上流に仮設ダムを作って流木した場所である 岩魚が全滅したと思われたが、最上部に残された、魚が見事にその復活を遂げている きのこ狩りの合間この源流部で28センチほどの岩魚を釣りあげた事があり、まだまだ岩魚は健在である |
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| A-9 | アパートより少し下流に細々と流れる藪沢 放流した川で釣りの価値は無い、今後の放流の為の種川として大切にしたい 昭和63年20尾放流 |
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| A-10 | ここも放流した川である、上流部に大きな落差の滝がありその上流に、追加放流したある 大きな滝はかつて存在しなかったと父から聞いているが、川は生き物でであり、渓相も日々変化し続けている 昭和63年20尾放流、(中流部) 平成2年7月7尾放流(上流部) (このとき試し釣りしたが固体数も少なく、型も小さい) 平成6年10月27日10尾放流(滝上) かなり上流部になるが沢の両側は見事な根曲がりだけの群生である 帰途山越えでタダラの沢に抜けたが、行けども行けども、根曲がり竹の林に遮えられ、苦い経験を味わった |
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| A-11(アパートの沢) | 1,2,3号アパートの憩いの水源である、流程も短く釣り場に値しないが、 地下水のゴロがいいのか、ねずよく岩魚が生き続けている |
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| A-12(綿屋の沢) | 全く釣り場の価値は無いが、この川を堰きとめて作った池に放した岩魚が増えて、岩魚の力強い生命力 を感じさせられます |
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| A-13(松ヶ沢) | この川も、奥の沢区域から排出された、強い酸性の廃液により、全ての岩魚を永遠に失われた川である ただ、知人の報告によると、かなり上流部であるが、きのこ狩りの際、岩魚の生存を確認されたとの事 廃液の流れ出た上流部にかろうじて、生き残れた岩魚がいたのかもしれない、 |
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| A-14(中学校の沢) | 中学校のグランド右奥から細い林道が水源地へと導かれる、小滝の連続する岩魚好みのゴロの多い 小沢である、この地域であh岩魚に出会える唯一の川なので、釣り好きの子供達は一度は釣り糸を 垂れたに違いない、上流、下流共に楽しめる川ではあるが、入渓者も多く、数は望めない 台風15号のあと伐採用の大きな林道が、川の左に長々と付けられ、岩魚好みのゴロ場が土砂で埋まり 今は、昔の面影がすっかり消え果、今後の渓相復活が待ち望まれる |
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| A-15(カネガ沢) | 鉱山関係者が付けた名前なのか、この川のことを誰もが「カネガサワ」と呼んでいる かつて岩魚不在の川だったが この川も私と父とで、代わる代わる岩魚の放流を繰り返した川である 昔の高森鉱山の掘削地域の影響で、下流部は今でも悪水で汚染されている、 下流の大きな滝下は現在殆ど、釣りにはならないが、放流初期の段階ではこの滝下でさえ20匹ほどの入れ食い状態で、 岩魚の繁殖能力には、本当に驚かされたものだ、 小沢ではあるが、流程は意外と長く丹念に釣り歩くと、たっぷり一日コースで楽しめる、中腹で川は二つに分かれるが どちらの川も最上流部まで、放流されて魚影は濃い、左の川は魚止めの大きな滝があり、高さ20mの垂直な滝である この滝を巻き込んで、上流へ挑戦したが、かなりの難所で滝上の放流には至らなかった この滝の上流は折り紙山の頂上へ登る最短の道しるべでもある |
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| A-16(大坪川源流) | A-17の悪水の影響で、大坪川源流も、長い間岩魚不在の川であった 岩魚の放流を初めて試みたのは、この川が最初である、 昭和38年7尾放流、 昭和39年5尾放流、 源流部の二股付近に、私と父がこの場所へ足を運んだのはたったこの2回の合計12尾だけである それから2〜3年後、父からのその後の報告を聞いて耳を疑ってしまいました A-17の悪水の支流より下のある本流の大滝、滝つぼで100匹もの入れ食いとの情報を聞いたからです、 岩魚の生命力、繁殖のすごさには、全くびっくりさせられました。 その後この地域一帯のブナ林が伐採され、林道が本流に添って車道が設けられ、岩魚のゴロが土砂で埋まり ブナの伐採で水源が細くなり、川の水量が半分以下となって、今はその昔の面影をすっかり失ってしまいました 昭和63年12尾放流(左支流小滝上) 平成2年12尾放流(左支流最上流部林道橋上流域) |
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| A-17 | 大坪川の岩魚不在の元凶である、この川は、今現在に於いても、流れの中の岩肌がやんわり白っぽく 汚染の癒える兆候は依然として期待できそうにありません |
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| A-18(神社の沢) | 山の守り神でもある、神聖な神社跡地に流れる、清らかな小沢です、ここの水は現在も山の残留作業の飲料水としての水源地 に利用されている様で下流に取り入れの関が設けられています 下流部の流程はほんの100mほど、やがて滝状となり、急坂となって高森山へ駆け上がっていきます、 一度大雨が降ると一本川となって、岩肌もろとも流れ落ちる、底1枚岩の渓相である どちらかと言うと岩魚の生活圏外の川であるが、 昭和62年7尾(滝下に)放流 平成2年7月 ためし釣り 結果は釣果0 やはりゴロが良くないと、岩魚も留まってくれないようだ |

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